食物の味でカラダの機能を調節しましょう!
東洋医学では体の働きを『肝、心、脾、肺、腎』の5つの臓に分類しています。
この5つの臓の働きが低下すると気血水の流れが乱れてしまい
健康を害すると考えられています。
それぞれの機能が低下したときの症状は次のようなものです。
肝 … イライラ・怒りっぽいなどの精神的トラブルが起こりやすく、
筋肉や目などに症状が現れやすくなります。
心 … 血流・顔色が悪く、動悸・精神の乱れなどが起こり、
舌や口などに症状が現れやすくなります。
脾 … 胃腸の消化吸収がうまく働かなくなり食欲不振や下痢、
腹痛やむくみなどの症状が現れやすくなります。
肺 … 代謝作用が悪くなり風邪を引きやすく、皮膚荒れ、
鼻やのどに症状が現れやすくなります。
腎 … 耳鳴り・めまい・腰痛・倦怠感・足のだるさ・精力減退など
の症状が起こりやすくなります。
★この5つの臓の働きを助けるには、
次の5つの食べ物の味をバランス良く摂取すると良いとされています。
肝 … 酸味(すっぱい) 【梅、酢、いちご、レモン、りんご etc...】
肝臓、胆のう、目、筋肉、神経に良いと言われています。
特に寝汗、下痢、頻尿に有効で免疫力を高める作用があります。
ただし、摂りすぎると発汗や排泄機能が妨げられ、神経や筋肉に緊張を
もたらし、胃の粘膜を刺激し、胃壁にダメージを与えてしまいます。
心 … 苦味(にがい) 【よもぎ、春菊、ニガウリ、ごぼう、コーヒー etc...】
小腸の吸収作用や血液の循環に良いと言われています。
体内の余分な水分・湿気を排泄する作用があり、のぼせ、傷の回復、
炎症などにも有効です。
摂りすぎは皮膚や粘膜を乾燥させ過ぎてしまうので気をつけましょう!
脾 … 甘味(あまい) 【かぼちゃ、キャベツ、ほうれん草、バナナ、えび etc...】
全身を滋養強壮し、緊張を緩め、痛みを取るのに役立ちます。
消化機能が弱っているときにはお奨めの味覚です。ただし!
摂りすぎると全身がだるく、肥満し、骨の形成や育毛の妨げになります。
肺 … 辛味(からい) 【にんにく、しょうが、ねぎ、大根、さといも、馬肉 etc...】
身体を温め、エネルギーや血液のめぐりを良くして、特に肺、大腸、気管、
皮膚に効果があるようです。
例えば風邪の初期にねぎ、しょうが、大根、にらなどを使った料理で
発汗させ風邪を早く退治します。
しかし、摂りすぎると目が乾燥したり、筋肉疲労を起こしやすくなります。
腎 … 鹹(塩)味(しおからい) 【納豆、昆布、わかめ、蟹、アサリ、イカ etc...】
腎臓、膀胱、生殖器の働きをよくして、育毛、骨の形成にも役立ちます。
また、堅いものを柔らかくする作用があります。
しかし、摂り過ぎると血液が粘り、老化や生活習慣病の引き金になります。
★この5つの食べ物の味は、5つの臓が欲求する味ですが、
取り過ぎると害になってしまいますので気をつけてくださいね。 (*^^*)
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